2012年6月22日金曜日

ESXi on ESXi

VMware ESXi 5 の評価版を試そうと、DELL T3400 にインストール。
vMotion を試したいと思っていたのだが、物理マシンを2台準備するのは難しい。
VMware 徹底入門を見ていると、どうも ESXi 上にさらに ESXi をインストールすることができるらしい。

手順に従ってみるが、どうもうまく動作しない。Memory 不足やら、CPU が 2 つないやら。
以下のことが本に書かれている。

・仮想マシンの種類「その他の Linux (64 bit)」
・H/W バージョン - 7を推奨
・仮想 NIC-e1000
・SCSI コントローラタイプ - LSI Logic パラレルアダプタ
・ディスクサイズ -20GB 以上
・vSwitch の設定 - Promiscuous Mode
・構成パラメータで、"monitor_control.restrict_backdoor" を "true"
・仮想マシンのプロパティのオプションで [CPU/MMU 仮想化] を [Intel VT-x/AMD-V を命令セット仮想化に使用し、ソフトウェアを MMU 仮想化に使用] を選択

上記に加え
・CPU の数を 2 に設定

にすることで、やっとインストールができた

2012年6月21日木曜日

CentOS で iSCSI を試す

iSCSI は専用機を購入しなくても、CentOS でも実現可能なようだ。iSCSI のディスク側は、ターゲットというようで、iSCSI のターゲットを CentOS 上で実現するには、以下のようにコマンドを実行する。

# yum install scsi-target.utils

システム起動時に iSCSI を動作させるには、/etc/init.d/targets.conf を次のように編集する。

<target iqn.2012-06.com.example:centos6:target1>
             backing-store /home/iscsi/disk_1.img
             initator-address ALL
</target>

そして
 

# mkdir -p /home/iscsi
# dd if=/dev/zero of=/home/iscsi/disk_1.img bs=10M count=500
# chkconfig tgtd on
# /etc/init.d/tgtd start

下記コマンドで状態を見ると、動いているようにも思われるのだが、、

#tgtadm --lld iscsi --op show --mode target

しかし、接続を要求する側(イニシエーター)から接続することができない。

vSphere Client から接続しようとしても、[構成] - [ストレージ アダプタ] の設定で、認識しない。
Windows 7 の iSCSI イニシエーターのツールを使っても認識しない。

どこの設定がおかしいのやら、、こんなのばっか。

参考資料
http://www.oss-d.net/iscsi/1.0
http://wiki.silver-leaf.jp/index.php?targets.conf

2012年6月7日木曜日

Xen Server に Redhat をインストールする

Xen Server (DELL Vitro 260)  に Red Hat Enterprise Linux Server v5 (評価版)をインストールしようと思うが、うまくいかない。クライアントに ISO の共有を作成し、Xen Center を操作して Xen Server で新しい VM を作成しようとするが、どうも Vitro 260 の DVD を認識していないようで、ドライバの選択を求めてくる。それならば、FTP または HTTP でインストールしようとするが、Redhat がどうも NIC を認識していないのか(Vitro は Realtek の NIC)、うまく FTP、HTTP サーバー(Windows 7 を FTP、HTTP サーバーに仕立てた)に接続できない。

DELL Vitro 260 の新しいマシンだとうまくいかないものかと、あきらめていたが、Red Hat Enterprise Linux Server v6 だとさくっとインストール成功!ネットをいろいろ見たが、問題解決せず。だれも同じ問題に遭遇していないのかな・・

2012年6月3日日曜日

DELL XPS8300 を購入。メインマシンにする。

Xen Server か Hyper-V のマシン環境を構築しようと思い、DELL XPS8300 を購入。しかし、Core i7、 メモリ 16 GB といったパワフルさだけでなく静穏性など思いのほかよいので、今までのメインマシン DELL PRECISION T3400 から乗り換えることを決断。旧マシンは OS が Vista だったしね。旧マシンもメモリ 8GB、ECC、ディスクのミラー化もしているので、仮想マシンとしては悪くないだろう。アプリやデータの移行をせっせと行う。

2012年6月1日金曜日

r8168 のドライバ入れ替えに成功!(大変だった。。)

DDK は、アプリケーションではなくて仮想マシンなのね。ようやく理解。
はじめ CentOS の Xen 環境で DDK 仮想環境を作成しようと考えたが、古いマシンで動作している CentOS は準仮想環境。インストールはネットからのみで CDROM からのインストールは未サポート。がーん。

Xen Server 上に DDK 仮想環境を動かしてみる。Xen Center から Xen Server の接続がよくないので、Xen Server 上のコンソールから DDK を追加

# DDK をマウント
mount /dev/cdrom /mnt/cdrom

# DDK の仮想マシンをインポート
xe vm-import filename=/mnt/cdrom/ddk/ova.xml

インポートは成功したものの、xe vif-create コマンドが存在しない。がーん。
Xen Server から DDK 仮想マシンに接続してみる

# DDK の仮想マシンを起動する
xe vm-start uuid=[UUID]

# UUID で指定した VM のドメイン ID を取得
xe vm-list uuid=[UUID] params=dom-id

# 上記で表示された、ドメイン ID で指定した VM のドメインに入る
/usr/lib/xen/bin/xenconsole 3

残念ながら、DDK 仮想マシンには、CDROM をマウントできないようだ。
ためしに Xen Center をいじると何とか接続成功。
GUI で DDK 仮想マシンのネットワークインターフェースの追加に成功。

# 仮想マシンのネットワークインターフェイスの設定を変更
vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
 DEVICE=eth0
 BOOTPROTO=static
 IPADDR=192.168.11.110
 NETMASK=255.255.255.0
 ONBOOT=yes
 TYPE=ethernet

# ルーティングの設定を変更
vi /etc/sysconfig/network-scripts/route-eth0
 192.168.11.110 dev eth0 scope link
 default via 192.168.11.110
これで、仮想マシンから Xen Server 本体に SSH がつながるといいが。。

# r8168 のドライバを Xen Server からコピー
scp 192.168.11.100:/tmp/r8168-8.031.00.tar.bz2 /tmp
パスワード入力後、コピーできた!

# ドライバをコンパイル(所定の場所に.koファイルが作成される)
cd /tmp
tar vjxf r8168-8.020.00.tar.bz2
cd r8168-8.018.00/
make all

DDK 上でコンパイル成功!!

# Xen Server 上でコンパイルしたファイルを、Xen Server 上に持ってくる
scp -p 192.168.11.110:/root/tmp/src/r8168.ko /root/workspace

# ドライバをカーネルモジュールの格納場所にコピー
cp -p /root/workspace/r8168.ko /lib/modules/2.6.32.12-0.7.1.xs6.0.0.529.170661kdump/kernel/drivers/net/.
cp -p /root/workspace/r8168.ko /lib/modules/2.6.32.12-0.7.1.xs6.0.0.529.170661xen/kernel/drivers

# r8169.ko は使用できないように退避

cd /lib/modules/2.6.32.12-0.7.1.xs6.0.0.529.170661kdump/kernel/drivers/net
mv r8169.ko r8169.ko.BK
cd /lib/modules/2.6.32.12-0.7.1.xs6.0.0.529.170661xen/kernel/drivers/net
mv r8169.ko r8169.ko.BK

# /etc/modprobe.conf を編集
alias eth0 r8168
options r8168 use_dac=1

# カーネルモジュールの依存関係を更新
depmod -a

# ドライバを組み込み
insmod r8168.ko

# ドライバがカーネルに読み込まれたことを確認
lsmod | grep r8
r8168                 220419  0

再起動したのち。通信状況を確認。OK~!ふー、大変だった。

参考資料

http://ameblo.jp/kaminoson/entry-10744254918.html
http://d.hatena.ne.jp/eth0jp/20111224/1324701783/
http://blue21.ddo.jp/server_koutiku/xs/xs60/xs60_driver_3.html

引き続き Xen Server の NIC のトラブルシュート

ネットを見ていると、まさに同じ現象の人と遭遇。
http://www.akiyan.com/blog/archives/2009/10/centos-nic-realtek-rtl8111-8168b-r8169.html

確かに lsmod の結果が r8169 になっていました。

$ /sbin/lspci | grep Ether
01:00.0 Ethernet controller: Realtek Semiconductor Co., Ltd. RTL8111/8168B PCI Express Gigabit Ethernet controller (rev 02)

$ /sbin/lsmod | grep r81
r8169                  70853  0
mii                    38849  1 r8169

Realtek 社のドライバをインターネットからダウンロードすることを試みる。
wget ftp://95.130.192.218/cn/nic/r8168-8.031.00.tar.bz2
Logging in as annoymous ...
Login incorrect.

となりインターネットからは直接ダウンロードできず。うまくいかんね。
一旦、ローカル PC に落として、CDROM に焼いて、Xen Server の CD-ROM へマウント。

CD-ROM のマウント
# mkdir /mnt/cdrom
# mount /dev/cdrom /mnt/cdrom
# ls cp /mnt/cdrom/r8168-8.031.00.tar.bz2

なんとか、Xen Server 上にドライバのソースを持ってくる。
あとは、書かれている手順の通り make コマンド

tar vjxf r8168-8.xx.xx.tar.bz2
cd r8168-8.xx.xx.tar.bz2
less README
make clean modules
あれ、Xen Server に make コマンドがない。。。別のマシンでコンパイルしてから、Xen Server に持ってこないといけないのかな。UNIX のことが、まったくわかっていないので、何をするにしても一苦労。

さらにネットを調べてみると、ドライバをコンパイルせずとも解決する方法があるようだ。
http://ameblo.jp/kaminoson/entry-10803714526.html

手順に従って、/etc/modprobe.confに以下の行を追加。リブート。

options r8169 use_dac=1

これで解決!と思いきや、まだネットワークが不安定。Xen Center もつながったり、つながらなかったり。うーん、どうしたものか。やはり、ドライバをビルドして、Xen Server に持ってこないといけないのかな・・

引き続きトラブルシュート。。

トラブルだらけの仮想マシン構築

トラブルだらけの仮想マシン構築

仮想化技術を勉強しようと考え、DELL のアウトレットから、Core i5、4G Mem の Vostro を購入。Intel-VT に対応済みであることをココで確認。立ち上げてみると、Windows 7 Pro が入っていて、少し型落ちながら超高速起動。マシン確認終了。

で、早速、Xen Server 6.0 をインストール。問題なくインストール終了。クライアントに Xen Center をインストール。Citrix からダウンロードしてきた日本語版は、バージョンが 5.6 と少し古かったため、Xen Server の ISO に含まれている英語版 6.0 を代わりにインストール。ところが、Xen Center から Xen Server につながらず。うーん。少しつながったと思ったら、まったくつながらなくなったり。しかたなく、Wireshark をクライアントにインストールし、トラブルシュート開始。arp 動作で問題ありのよう。原因不明。

切り分けとして、VMware の vSphere 5.0 評価版をインストールする。これもネットワークの動作が不安定。一時的につながることもある。BIOS でネットワーク周りを見るも、特に気になることろなし。DELL マシンのネットワークカードが不明なため(マニュアルなし)、Windows 7 を再インストールし、NIC のドライバを見ようと思ったら、CD-ROM からドライバをインストールする必要がることが判明。NIC は、Realtek の 81xx 系らしい。ネットで調べたところ、ネットワーク接続できないというブログが。

仕方がないので、近くのヤマダ電機に行って、100MBps のバッファローの NIC を 840 円で購入。ところが、その NIC が Vostro に刺さらないことが判明 ;; 今は、PCI Express という形なのね。。対応策としては、Realtek のドライバをダウンロードしてきて、コンパイルして Xen に突っ込むらしい。詳細は、こちらに書いているので、今度チャレンジしてみる。